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初音島乙女大戦
--帰宅的第四章--つらいよ朝倉--
注意・・・杉並エンド前提&音夢の看護学校行きは無し/マルチエンディング
結局、奮闘むなしく全て食べられてしまった。
ななこはしょんぼりとしながら帰っていった。
――― 朝倉家 玄関 朝 ―――
あさ、純一は玄関の前に立ち尽くしていた。
純一 (がっこ、きついな。)
しかし、行かなければならない。
純一 (逝く・・・に近いな。)
しかし、行かなければならないのだ。
学生の本分からだとかではない・・・・・音夢やさくらが恐いだけだ。
純一 「しゃあない、行くか。」
今日は音夢が先に行っている。少しは静かか・・・。
逃げたい心を何とか抑えて外に出る。
純一 (うぅ・・・。みんなの気持ちを知ってから三日目か。なんかもうグロッキーだな。)
そんなこんな考えている間に、桜並木の入り口までつく。
純一 (それにしてもなぁ)
???「朝倉君」
純一 (杉並の奴は一体何を考えてんだか。)
???「朝倉君」
純一 (後でシメてやる必要があるな。まずはみぞおちに掌底を食らわせて・・・)
???「あさくらくん」
純一 「のわぁ!!って、ことり?」
ことり「ひどいっすよ〜。朝倉君。」
純一 「ああ、ごめんごめん。」
ことり「なんか、考え事?」
純一 「ああ」
純一 (今の事態について悩んでたはずが、いつの間にか杉並をシメる算段になってしまったな。)
ことり「ぶっそうっすよ。」
純一 「へ?」
ことり「あ〜、声にでてたっすよ」
純一 「え?ああ・・・。むう、危ない人にしか見えないな。」
ことり「あはは・・」
???「あ〜さ〜く〜ら〜さ〜ん」
ことり「?」
遠くからピンク色の物体が接近してくるのが分かる。
純一 (クマ・・・)
ことり「クマって何ですか?」
純一 「え?。言ってた?」
ことり「え・・・ええ。小声でぶつぶつと。」
和泉子「おはようございます。朝倉さん。・・と白河さん。」
純一 「おはよう。」
ことり「お、おはようっす。」
若干、ことりと和泉子の声に緊張が感じられるのは気のせいか?
純一 (ことりの前だと口が滑りやすいからな。紫さんが宇宙人だというとがばれないようにしないと)
和泉子(朝倉さん、割とお疲れのようですね。また深刻な顔を。)
ことり(宇宙人???)
三人 「「「あのさ(ね)(ぉ〜)」」」
三人 「「「・・・・・」」」
ことり「お先、どうぞ!」
和泉子「朝倉さん、先どうぞ。」
純一 「いや、別に他愛もないことなんだが。」
三人 「「「・・・・・」」」
和泉子(あや〜。なんか気まずいですねー。)
純一 (何だ?この気まずさは。ことり結構鋭いからな。
紫さんが宇宙人だってことに気付いたのか?・・・・んな分けないか。)
ことり「うちゅうじん・・・・?」
純一 「ことり?なんか言った?」
ことり「い・・・いや、なんでもないっす。」
気まずい空気の中、黙々と歩いていく三人であった。
――― 学校 授業中 ―――
さくら「・・・ってことで、この関数は以上の様に解けばいいわけです。いいかにゃ?
次行ってみよー。」
純一 (なんか、このごろさくらが授業やってるのが当たり前になってきたな)
さくら「うにゃあ。おっけー市原君。じゃあ、次は朝倉お・・朝倉君。」
純一 「はい」
答えを述べる
さくら「はい、間違い。じゃあ、今夜は個人授業。ここのところを教えに行くからね♠」
純一 「・・・・・」
クラス「・・・・・」
杉並 「ほお。いつにもまして積極的だな。」
純一 「・・・・さくら。」
さくら「なあに?お兄ちゃん。」
純一 「誤解を呼ぶ発言はやめろ〜」
さくら「うにゃあ」
杉並 「はい、撤収〜〜」
――― 学校 休み時間 ―――
純一 「つかれた。」
杉並 「どうした。我が同志よ。困ったことがあれば、なんでも相談するがいい。」
純一 「そもそもお前が原因だろ。」
杉並 「朝倉、昼休みはだれてなんかいられないぞ。」
そして、小声で、
杉並 「どこに行くか、どうするか。それで結構決まってしまうんだ。恐い恐い。」
純一 「どういうことだ?」
杉並 「ちょっとした行動が意外な結果を生む。」
純一 「はあ?」
杉並 「じゃあな」
純一 「かったりい」
――― 学校 昼休み ―――
さてと・・・。どこへ行こうか・・・。
選択肢
- 屋上へ(⇒屋上的第五章へ)(ごめんなさい。制作中です。)
- 校門へ(⇒校門的第五章へ)(ごめんなさい。制作中です。)
- 中庭へ(⇒中庭的第五章へ)(ごめんなさい。制作中です。)
- 食堂へ(⇒食堂的第五章へ)(近日公開)
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